動画配信サイトに腰や膝の痛みに効くとされている「膝の裏を刺激してあげるとほぐれますよ~」と出ていましたので、実際に試してみた所、本当に腰や膝の痛みが緩和しました。

膝関節を”電車”に例えると

①連結したジョイント部分が固くなる
②車両も動きが悪くなり
③ジョイント部分が緩まると連結車両は動きやすくなる

軽い症状ですと痛みはすぐ取れますが、重い症状でしたらそこから次第に緩和していきます。

 

筋肉が疲れると、曲げ伸ばししにくい?

①身体を支える→力を入れる(防御)
②身体を動かす→伸び縮みさせる(行動)

筋肉は体のバランスを取る為に力を入れて支えたり、関節を曲げて重さを逃がしたりします。

自分の持っている筋力で支えたり動かしたり出来なければ、疲労が回復していない事と同じなので筋肉に力を入れます。力が入ったままになると筋肉は伸び縮みしにくくなります。

外から物が当たりそうなとき、避ける&力を入れて耐えますよね。また同じ姿勢でいると、そのポーズを維持するために常に力が入ってます。これは筋肉の防御反応として、頭や体を守るために起こります。

 

足の筋肉が柔らかくなると、上半身にもイイ影響が起こる

太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が固くなると、膝が伸びて膝裏の筋肉が緊張して固くなりますね。

この2つの筋肉をほぐすことで、膝が曲げやすくなります。

更に、お尻の筋肉が動きやすくなり腰の負担を分散する効果も現れます。腰痛持ちの方やヘルニア・坐骨神経痛症状の方は痛みが和らいできます。
固くなっていた筋肉が緩むことで、膝に余分な荷重が掛からなくなり、変形性膝関節症の痛みも緩和するのです。

 

ほぐしてみましょう

膝裏の筋肉は他と違い小さな筋肉です。
膝を曲げるとこの筋肉が緩みますので、ほぐしやすくなります。
イスに座っても良いですが、体育座りの方がやりやすいかもしれません。

膝の折れ曲がった所のど真ん中に中指を充てて下さい。
筋ばった硬い所に当たります。
ここに委中(いちゅう)というツボがあり、ここを「ちょっと押されている」位で軽く圧迫して「くるくる回す」様にほぐしてみて下さい。
このツボは、腰痛や足のむくみや冷え性にも効果があります。

今度は先ほどの当てた所から、ふくらはぎ側に指1本分ずらしたところに親指をあてましょう。
軽く圧迫しながら、左右に動かしほぐして下さい。

指を当てた状態で、ブルブル揺らしてみましょう。
少し「ツン」とくる痛みがでますが、続けましょう。
ここをほぐすだけで、膝や腰の痛みが緩和されるのは不思議ですね。

親指でぐいっと押してみました。
いずれも強く押したりしないで、軽く筋肉を緩めるイメージで行って下さい。

下半身が硬くなる原因とは?

現代社会におけるヒトの行動はほとんどが

①悪い姿勢(猫背等)
②疲労がたまっている
③歩き方
④運動不足

デスクワークでも家事でも、やや前かがみで作業しますね?立っていても座っていても体は大きくは動きません。

立ち仕事の方

前かがみになると、腰の筋肉が引っ張られます。
体を起こしたときは腰を反せるようになり、脚はピンと伸ばして突っ張ってしまいます。そのために筋肉は固い状態に慣れてしまい、上半身を支える筋力が段々落ちていきます。

座りっぱなしの方

前かがみで作業した時、お尻~太ももの裏の筋肉に体重がかかり、腹筋周りが弱ってきてしまいます。

悪い姿勢と疲労による運動不足から筋力が落ちるので、足は上半身を支えるので精一杯になります。

固くなった筋肉で歩くと疲れや負担が増してきます。

正しい歩き方は身体の負担が軽くなっていきます。

歩く(走る)動作は片足立ちを交互に行いながら両腕を振ってバランスとる動きをしています。

片足を上げて着地して後ろに蹴りだすことで推進力が生まれ次の足が大きく上げられ歩幅が大きくなります。

足の関節はそれぞれ曲がっていますので筋肉は縮み、踏み込んで蹴りだすと伸ばされますので筋肉はよく伸び縮みしていき柔らかくなっていきます。

ウォーキングされている方は要注意です。

一方脚の筋肉が固くなっていると大きく上げられないので、サンダルを履いて歩く歩き方になります。

後ろに足を蹴りだせない分、次の足が上がらなくなるなります。これは疲労している方や筋力の落ちている方も同じ歩き方になります。

スライドした歩き方は、大きく前に進めませんので、次第に早足になり歩幅が狭くなりっていきます。また腕も振ら無くなりますので、つま先を前に向けず外向きに少し開いた状態でバランスを取ります。

この様な歩き方は歩幅が狭い為に、足全体の筋肉に体重がかかって固くなってしまうだけでなく、身体の重さに対して腰や骨盤に負担がかかってしまい、余計に痛みが出やすくなります。

膝は足の筋肉にとって大変重要なのです

膝の裏についている筋肉は2つの役割があります。

A,膝を曲げる補助
B,それ以上後ろに膝を伸ばさないブレーキ

日常生活において膝を曲げる行動をどれだけとりますか?
膝を伸ばした状態でいることが多いと、ふくらはぎも太ももも固くなってしまうのです。

太ももにある筋肉は骨盤とふくらはぎ側の骨に付いて、膝を曲げるなど足を後ろに蹴りだす時に使います

ふくらはぎは太ももとアキレス腱を介してかかとに付いて、足首の曲げ伸ばしの他、膝を曲げます。

この様に、膝を曲げるに際して必要な筋肉が固くなってしまう事で、腰や膝の関節が曲げられず、負担に耐える切れなくなると痛みが出てくるのです。

膝の裏をほぐすと、膝が曲がりやすくなって足の筋肉が緩んできますので、腰や骨盤の負担が軽くなり次第に痛みが無くなっていきます。足の疲れを取る意味でもぜひ取り入れてみて下さい。