以前休診のお知らせで入院手続きの段取りに至るまでをお話しさせていただきましたが、今回は入院~手術~退院までどのように過ごすのかを、ご参考になればと思いお話いたします

入院は手ぶらでOKです

入院するにあたり事前に説明がありました。

今回お世話になった病院での一例です。症状や入院期間、病院によって内容は異なりますのでその病院の説明に従って下さい。

衛生面などにおいて院内感染予防の為、パジャマについては自前の必要が無く、日用品も全て病院側で用意しているものがキットで販売されていますので、これを使用します。内容はかなり充実していました。

  • タオルケット
  • バスタオル
  • フェイスタオル
  • BOXティッシュ(ブランドです)
  • 歯ブラシ(歯磨き粉)
  • コップ
  • 吸い口(飲みやすいよう)
  • ニベアスキンクリーム(普通の量)
  • パジャマ(甚平タイプとガウンタイプがあります)
  • イヤホン(テレビ用)
  • その他

もちろん買っていますのでお持ち帰り出来ます。
パジャマとタオルは業者レンタルの為不可。
これだけ揃って500円くらいです。

 

自前で用意するもの

  1. 下着類
  2. 髭剃り
  3. 爪切り
  4. 飲料水
  5. マスク
  6. アイパット・タブレット(書庫)

など長期入院する場合ですね。

私の場合2泊3日でしたので、来る前に入浴は済ませ髭と爪も整えたので、帰りの時の下着と靴下だけでした。

冷蔵庫が完備されていましたので飲料水は買っておくと良いでしょう。

 

入院中マスクがあった方が良い

翌日の起床時間「6:00」までは水分補給が可能です。

エアコンの掛かった乾燥した部屋では、口の中が渇きますので、マスクをしながらチョイチョイ水分補給をしていき、なるべく睡眠時間を確保します。

マスクは100円ショップの物でいいので数枚ジップロックにでも入れて持っておくと良いです。

インフルエンザがちょうど流行っていて、報道でも病院内での感染が言われていました。実際そこまで使いませんが、使い捨てレベルで持っておいて損はありません。

薬を飲んでいらっしゃる方はその薬も手帳ごと持って行って下さい。

 

手術前はしっかりと食事を摂りましょう

夕飯はもちろん病院食です。子供のころ猩紅熱(しょうこうねつ)今では溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)にかかって1カ月ほど入院した時を思い出します。隔離病棟と小児病棟を繰り返し入院していた時の病院食の美味しくなっかった事・・・

21:30分に消灯となりますので、19:00分ごろには食事となります。

常食200gでしたが、量的には十分でした。

おかずの味も薄味ですが私には十分でした。

それよりもお米が美味しくなかったですね。炊き方は悪くありませんし正直コストを考えると精いっぱいだと思いますが、お米がもう少しおいしければ・・・と思いました。

 

起きたらすぐ手術の準備です

前日からも何回かバイタルチェックを行います。

  • 体温
  • 血圧
  • 酸素飽和度(血液中に含まれる酸素濃度)

この3つを術後も定期的に測ります。

6:00起床でしたが、ここから飲食の一切が出来なくなります。

点滴を上手に指して欲しい

20ゲージの針を使用し、点滴ラインを確保します。しかし私自身血管が浮き出にくいので、太い針だとダメなんじゃないかなぁと思っていましたが、はい!案の定失敗しました。

12月に健康診断を受けに地元の病院で採血を受けたときに、おばあちゃん看護師さんが採血してくれたのですが、そこはベテラン!!全く針を刺している時ですら痛みを一切感じませんでした。「やはりうまいですね」とお伝えした所「何年やっていると思っているのよ」といわれ、「普通の子なら失敗しそうな血管だねえ」と言われていたのを思い出しました。

そして今度はたぶん上手な人が打ちに来たのですが、15ゲージに切り替えて腕のほうから取りました。こちらの方が多少身動きが取れやすいだろうと配慮してくれたようです。針を刺す痛みはありましたが、こんなもんでしょう。

その後採血も行われたのですが、両腕はケガと点滴でふさがっていますので、脚から採ることになりました。スネの下の方からだったのですが果たしてとれるのか・・・

この点滴用の針は、プラスチック製で刺さっている時は全く痛みがありません。また感染防止のため防水フィルムを貼ってあります。

 

排泄は無理やりでも済ませるように!

全身麻酔をするにあたって神経がマヒしてしまいますので、手術中に排泄してしまう事があるそうです。前日に排泄が無いと下剤で強制的に排泄させないとならなかったのですが、私は前日入院前にお通じがありましたので、その必要がありませんでした。

促すことが無いように飲食はせず、点滴で補給する形になります。

 

いよいよ手術の時間になりました

なんだかあっという間に時間が過ぎ、術着用のガウンと「T字帯」と言って「ふんどし」を着用し、もう一つ静脈血栓症(エコノミー症候群)予防の靴下を履きました。

点滴のタワーをおともに、看護師さん誘導のもと、歩いて手術室へ。

窓口に伝えると大きな扉が開き、名前を告げて履物を履き替えます。そこは準備室になっており、テレビで見るような光景が広がっています。

そのまま手術室に入ると台に乗り仰向けになると、オペ看さん(手術室専門看護師さん)たちが無理やり袖口を引っ張り、脱がすというより「追いはぎ」にあっている様でした。

そんな最中、呼吸用マスクをあてられると、美味しくない味がしたとたん!麻酔で意識が無くなります。

全身麻酔で自発呼吸が怪しくなりますので、気管挿管され、バッグを着けられ呼吸する状態になります(この後のどが痛くなります)

 

手術が終わりは痛く無いのに、段々激痛に変わる?!

手術が終わり、起きたというか起こされたのですが、意識がもうろうとしている中、ERさながら数人がかりでベッドに戻されているのが解りました。

足には電動でふくらはぎを圧迫(エコノミー症候群を予防するための措置)が施されていました。

ほどなく麻酔が切れたようで、看護師さん「痛みどうですか~?」と聞かれましたが、「思ったほど痛くないじゃん?!」と思っていたのですが、

段々と意識が戻ると、物凄い激痛がはっきりとわかるようになりました。

私「我慢しなくていい痛みなら、我慢したくないですね」

看護師さん「座薬入れておきましょうか?」

私「速攻で効くなら何でもいいです」

ボルタレン座薬を入れてもらい、アイシングを縫合部の反対側に当ててもらい、しばらくは痛みとの戦いでした。なにせ骨折した時よりも痛いんですから・・・

 

術後は水が飲みずらい

薬の効果が出てきたのか少しずつ緩和してきたので、食事や飲料の制限が解除されました。夕食を取ることも水を飲むことも可能ですが、まだ痛みが強くとても食事がとれる状況ではなかったので、そのまま点滴となりました。

喉(のど)は、手術中に気管挿管されていましたので、水分補給時に少し痛かったです。ストローなどあると飲みやすいのではないかと思います。このあたりまでが、とてもつらかったですね。

 

尿検査は点滴分が多い

手術11:30分ごろに始まり14:00分ごろ病室に戻ってきたようでしたが、痛みをこらえながら眠ったり起きたりしていました。夜になるにつれ、その分眠れなくなり、痛み止めの効果が切れ、痛みが増加してきたので再度座薬を入れてもらい、アイシングの位置がズレて意味がないのもお構いなしに、苦痛と闘っていました。

術後午前0時までは、尿量がどのくらい出たかカップに摂るよう言われます。実際には2回しか摂りませんでした。しかもカップがかなり大きく、出る量が多いのか2回ともカップにイッパイイッパイになるのでかなりハラハラしました。

 

入院中の確認事項はしっかり答えよう

未明には痛みも治まりつつ、明け方に眠れたようでしたが、あっという間に起こされてなんだかよくわからない状態です。

朝食は点滴をつながれたまま食べ、その後バイタルチェックへ。

9:00ごろに最後の抗生物質を点滴して終わり次第退院となるので、少しずつ退院の準備を始めました。

薬剤師さんが痛み止めと抗生物質を持って来て下さり、用法容量の説明をしてくださいました。

入院時から思ったのですが、病棟看護師、手術看護師(オペ看)、麻酔科医、薬剤師ともちろん事前に医師もですが

①入れ代わり立ち代わり、飲んでいる薬やアレルギーなど同じこと聞いてくる

②点滴類を変える時も手術に入る時も、終わった時もレントゲンの時も、必ず名前を言わなければならない事

 

これがなかなか面倒なお話なんですが、実はこれは必ず行わないといけない決まり事のようです。もちろん連携しているからこそ同じことを聞いて、合っているかを確認します。

さらに点滴も違う患者さんの物を打つと命にかかわりますので、何重にもチェックをします。そのための本人確認なので面倒でもキチンと答えましょう。

抗生物質の投与が終わり、着替えを済ませ無事退院となりました。

 

レントゲンに映るホチキス

これが手術後のレントゲン写真です。

骨片同士をつないでチタンプレートを当て、11本のビスで止めました。このプレートはそのまま永久保存です。今後MRIや飛行機を使用することは出来るそうです。

小さなビス(ネジ)で鎖骨をくっつけているんですね。
今後2週間程度で、抜糸?傷口を締めているホチキスを抜きに通院します。

 

まとめ

①入院する前に、最低限コレは持っていこう

②手術前に覚悟する点

③手術後に痛みが耐えれる工夫を・・・

これから手術をされる方のご参考になれば幸いです。