
『パソコンのやりすぎで肩こりがひどい・・・』
一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
仕事・プライベートでパソコンを使う事ばかり。気づいた時には「首が回らない」「頭が痛い」「目が痛い」と症状がひどくなっていることもあります。肩が痛いとそれだけでストレスの原因になってしまいますよね。
初期段階 ⇒ 肩と首の張り・痛み
中期段階 ⇒ 目の前が霞んで見える
後期段階 ⇒ 頭痛・嘔吐・めまい
と、肩こりにも段階があります。できれば初期症状で抑えたいものです。
肩こりはどうしてなるのでしょうか?そもそも肩こりとはどのような症状の事を「肩こり」というのでしょうか?
♢肩こりとはなに?♢
首や肩の周りに起きる”痛み””重さ””違和感”などの事を肩こりと言います。
主に肩の周辺にある僧帽筋などに軽い筋肉痛・張り・不快感が起こり、筋肉が固くなったものを一般的に指します。
しかし、肩こりが対策をしても良くならない場合は、頚椎椎間板ヘルニア・消化器や循環器の疾患の恐れもあるので経過観察をする必要もあります。
♢日常生活での原因♢
①眼精疲労
パソコン・携帯電話などの長時間使用、レンズの度が合っていないなど慢性的な目の筋肉の緊張・疲労により肩こりを引き起こす場合があります。
②同じ体勢で行うデスクワーク
同じ体勢での長時間のパソコンにより、首・肩の筋肉周辺に緊張が続き、肩こりの症状が発生します。
③運動不足からくる血行不良・筋肉疲労
定期的に運動をしていないと、筋肉が使われない為筋肉の緊張や疲労が起こり、肩・首筋がこりやすくなります。そして血行不良を引き起こし、肩こりの原因に繋がります。
④ストレスからくる緊張
肉体・精神にストレスがあると、筋肉を緊張させる働きのある自律神経の働きが活発になり、肩・首周りの筋肉が緊張し、肩こりに繋がります。ストレスが長時間続くと肩こりが慢性化してしまう恐れがあります。
日常生活のほとんどの事が肩こりの原因になっていることがわかりますね・・・。
そこで、以前テレビ番組の【学校では教えてくれないそこんトコロ!】で紹介された【肩こり・だるさを吹き飛ばす肩甲骨体操】をおすすめします!
『八の字にする』『開く』『浮かせる』の3つの動きをするだけで固くなった肩甲骨の可動域が広くなり肩がグルグル回り肩こりに効きます!!
実際、体操をしたほとんどの人が直後に可動域が広くなるのが見るだけで分かります。
ではどのような体操なのか見てみましょう。
♢肩こり・だるさを吹き飛ばす肩甲骨体操♢
♦八の字にする体操♦
➀
手のひらを裏返して組みます
②
そのまま腕を上げます(肩甲骨の動きが良いと頭の後ろまで腕が上がります)
③
腰を動かさずに回します
※左右それぞれ5回転を3セット行います
♦開く体操♦
①
右腕を上にして左腕を下からクロスさせます
②
腕をクロスさせたままの状態で両手の平を合わせ、腕を組んだまま上体をそらします
※出来ない場合は手の平と肘を合わせて行って下さい
③左右の腕を組み換えそれぞれ5秒間キープで3セット行います
♦浮かせる体操♦
①
両手をついてつま先立ちをします
②

そのままの状態で膝を床につけます
以上が『八の字にする』『開く』『浮かせる』の3つの動きをする『肩こり・だるさを吹き飛ばす肩甲骨体操』です。
始めは辛い動きもあるかもしれませんが、慣れてくると自分でも肩の動きの違いが分かってきます。
是非一度お試しください!!!
♢主婦の肩こり体操まとめ♢
肩こりの人は”ほぼ毎日”痛みを感じているのに、その中の約8割の人が”特に何もしない”そうで、男性より女性の方が肩こりを感じる事が多いそうです。
私のようにパソコンにより肩こりを感じる方は、パソコン画面との距離を40センチ以上離し、目線を下にするようにして下さい。また、背筋を伸ばして椅子に深めに座り、キーボードを打つ時は、肘の角度を90~100度くらいにします。一日中パソコンを行う場合は、1時間に1回は体を伸ばすよう心掛けて下さい。
また、日常生活の改善も大切ですので次の3点も心掛けて下さい。
①睡眠をしっかりとる
②痛みが少しあっても適度に運動をする
③栄養をバランス良く摂る
そして、時間のある時に【肩こり・だるさを吹き飛ばす肩甲骨体操】を試してみて下さい。終わった後スーッと身体が軽くなりますよ!