腰にとって一番負担のかからない体制は次のどれ?

a 正しい姿勢で座っている時

b ただしい姿勢で立っている時

ⅽ 良く寝がえりを打って寝ている時

d 中腰でいるとき

 

正解は・・・「C」の良く寝がえりを打って寝ている時でした。

 

足を組んでしまう方は、腰痛になりやすい!?

腰の骨は背骨と呼んでいるところの下から5番目までを腰椎と呼んでいます。背骨1つ1つの間には必ず椎間板(ついかんばん)と言うクッションがあり、首・背中・腰とゆるいS字カーブと合わせて負担を軽くしています。

「ⅽ」の状態を負担が0だとしたら「b」の状態で椎間板にかかる負担は1倍とされています。

「a」の状態は1.5倍の負担がかかり、悪い姿勢で座ると1.9倍。

足を組んだ状態では、実に3倍の負担が腰にかかっています。

 

これだけの負担が腰にかかるとどうなるでしょうか?

椎間板に過度の負担がかかると【椎間板ヘルニア】や狭窄症【きょうさくしょう】を起こしやすくします。それを周りの筋肉群が、椎間板が潰されない様に頑張っています。
偏った悪い姿勢はどんどん筋肉が硬くなり、引っ張られたり無理な動きが痛みに変わっていきます。

特にデスクワークなど座っていることが多い方は、次第に背中が丸まりますね。

その状態で体を起こしても、背中の筋肉が緩まらないので余計に腰が反ってしまいます。この為に背中と腰や腰とお尻の間に重みが乗って、椎間板に負担がかかり腰痛になるのです。

また太ももの後ろの筋肉やお尻の奥の筋も硬くなり、前かがみになると腰の筋肉が引っ張られてしまい、痛みが出るようにもなります。

 

1日1分の体操だけで、どんどん楽に!?

「教科書に乗せたい」で放送されましたゴッドハンドで有名な『酒井先生』推奨の腰痛体操が、こうした偏った座り方をしている方に効果的な体操を紹介しています。

①足は肩幅に開きます

②手を後ろで組みます

③そのまま肘を伸ばします

④腰を前に出して反らします

⑤腕を左右にゆっくり振ります

これを30秒間行います朝・晩2回行う事が効果的です

 

実際にやってみた感想~肩や背中が暖かくなります~

手を後ろで組み肘を伸ばすと肩甲骨が引き締まり、背中の血行が良くなったのかほぐれて楽になったような感じがします。また腕をゆっくり振ることで肩甲骨や腰の筋肉が動くので、長時間座って過ごされている方には腰だけではなく背中や肩の筋肉までほぐれていくので、とても効果的だと思います。

ただしずっと座っている方は、急に立ち上がって行うと貧血状態になりクラクラすることがあります。

始める前に座ったまま「ノビ」をしましょう。
落ち着きましたら立ち上がり体操してみましょう。

「五十肩」を患っている方や治りかけの方は、手を後ろに回すことで肩関節に痛みが出ることがございますが、軽く無理なく行ってみて下さい。特に回復期に向かっている方には効果的な運動になります。

もし激痛が出る様であれば無理をせず別の方法をお試しください。