
寝起きに腰が痛くなる方、いろいろ対策されているかと思いますが、低反発マットレスをお使いではありませんか?
低反発の特徴はあお向けでゆっくりジワ~っと沈んで行き腰を支えてくれます。
横向きでも背骨が曲がらず支えてくれるので、腰の痛みが・・・
⁇・・・⁇・・・
痛いじゃん腰ィィィ~!となっていませんか?
『腰痛 対策』キーワードを調べたら、四股のポーズを見つけたついでに、同じ番組で驚きのランキングを見つけてしまいましたのでご紹介します。
朝の”起きあがり”に出る腰痛の原因とは?
四股のポーズのブログでお伝えしたように、運動不足や同一姿勢での長時間の使用が根本的な原因としてお話させて頂きましたが、人間のサイクルは食う・寝る・遊ぶで出来ています。
疲れた体に対して
- 遊ぶ事で筋肉や精神のストレスを解消(ストレッチ効果)
- 食う事で栄養補給
- 寝ることで身体を修復
こうして疲れを無くし身体を強化していきます。
これに対して起きあがりの腰痛が出る原因は、どこから来るのでしょう?
その答えは「寝返りが少なかった」からです。
テレビでも実際に腰痛持ちの方達を対象に実験したところ、圧倒的に寝返りの回数が少なかったのです。
寝返りするのは一点に体重がいつまでも乗らない様に自然と体を動かしています。
この回数が少ないと
40代女性の平均体重53Kgに対し、内臓の重さが23Kgが腰に乗っている状態です。
寝返りが少ないことで腰の筋肉にある血管を圧迫してしまうので、血中酸素が減少し、痛み物質が出るという事です。
ではなぜ寝返りの回数が少ないのでしょうか?
皆さんは現在どういう環境で良質な睡眠を摂っていますか?
今寝ているところはこんな感じではありませんか?
- ベッド
- マットレス(低反発マットレス)
寝る服装はどうですか?
- スウェット
- モコモコ
- 化学繊維系
- 毛布
枕ははどのようなの使っていますか?
- ホテルで使われている様な柔らかい枕
- 高さがある枕
- 低反発枕
この環境は皆さんが大体当てはまるかあるいは理想とする寝床ではありませんか?(実は私もこれが理想です)
ベッドの横に障害物があると、寝返りしにくくなる?
以下の条件で寝ていますと寝返りしにくいそうです。
- 壁に着けてベッドがある事
- 隣に誰か(ペット含む)がいる事
この2点があるとその方向に寝返りを打たなくなるとか・・・
更にマットレスにも寝返りを打ちにくい原因が有ります
- 柔らかすぎる低反発素材
この柔らかすぎる低反発素材も身体が沈んでしまい寝返れない条件になっているのです。
寝返りをしやすい改善ポイント
- 壁から50㎝以上ベッドを離す
- 低反発素材は昔ながらの布団に切り替えた方が良いとされてます
化学繊維は摩擦が大きい
冬場は特に化学繊維を施した寝具や衣類が揃っています。
- スウェット
- フリース
- モコモコした寝間着
- 毛布
こうした寝間着は摩擦係数が大きい為、寝返りの妨げになる事が多いそうです。
改善策は綿やシルク制のパジャマの方が摩擦が少なく寝返りしやすい様です。
毛布も掛布団の上にかけた方が摩擦も軽減できることから望ましいとされています。
玄関マットとタオルケットで、極上睡眠枕を作る
枕もマットレス同様に柔らかいと頭が沈んでしまう事で寝返りが打ちにくくなり、高いと圧迫されてしまうとの事でした。
用意するもの
- 玄関マット(毛足が短く、裏地があるもの)
- タオルケット
作り方
- 玄関マットは蛇腹で3つ折りにして下さい。
- タオルケットは縦横4つ折りにしてから蛇腹で3つ折りにします。
- 玄関マットの上にタオルケットを乗せます。
- 理想の高さは横向きに寝て布団と平行におでこ・鼻・あごが一直線になる様にタオルケットをめくって調節して下さい。
いかがでしたでしょうか?
昭和の畳に布団一枚が日本人の腰に合っていたなんて驚きですね。
当時の人達はフローリングにベッド、ふかふかのマットレス、ホテルの様な部屋に憧れました。ホテルの部屋に入るととりあえずベッドで飛び跳ねるのは日本人のDNAなんでしょうね。
睡眠環境変えても全く腰痛が変化ない・・・と言う方は、最寄りの整形外科や整骨院、治療院を利用してしっかり改善できるよう治して行きましょう。