現代社会において背中が丸まっていない人ってほとんどいないと思います。
鏡の前に横を向いて立ってみて下さい。
意識的に姿勢を良くした方は「フッ」と体の力を抜いてみて下さい。

猫背になりましたでしょ?
猫背じゃない方は、ちゃんと筋肉を鍛えている方です♪

ではなぜこうも大勢の方が猫背になるのでしょうか?

猫背のデメリット

前かがみは顔も前に落ちていくことで、下あごが後ろに上あごが前に出ます。
これにより歯並びが悪くなり、よく噛めなくなってきます。

内臓が弱くなる

高齢者の方などは、のどが圧迫されやすく息苦しさを感じます。

またお腹がたるむので胃腸が下がってしまいます。
良く噛んでないものを消化しようと、消化液をたくさん出そうとします。
話題の逆流性食道炎になることや内臓も疲れて弱ってきます。

自律神経の低下

猫背になると背中の筋肉が固く張り出してきます。
これにより自律神経内の交換神経が働きやすくなるので、夜眠りにくく寝不足になります。

高齢者の方は要注意

家では座ってテレビを見てしまいがちですが、
のどの息苦しさに限らず背骨がいつの間にか骨折をすることもあります。

特に高齢者の方に見られがちなのが、
内臓や自律神経が弱くなってくることで、
食事の量やサイクルに変化が出てきます。

例えばよく飲んでいるお茶に含まれるカフェインで、
むくんでいるのに水分不足になったり、
カフェインが作用して夜眠れなく、睡眠導入剤に頼ったりと生活サイクルに支障をきたしていきます。

この様に猫背は首肩はもちろん腰痛、筋肉疲労や関節の痛みだけでなく、内臓機能や体調そのものにも影響が出てきます。

 

猫背になると、筋肉が伸びなくなる?!

子供の頃に夕飯を食べていると「姿勢よく食べなさい」と言われてました。
これは手を前に出して作業しますので、やりやすくするために前かがみになる事が猫背に繋がります。

もちろん短時間であれば何も問題はないですが、
同じ姿勢を繰り返したり、同じ姿勢を続けられたらどうでしょうか?

食事や勉強、仕事、お皿を洗ったり掃除機をかけたり、パソコンやテレビは長い時間前かがみになりますよね。
こうした日常生活で行われている姿勢の後、身体をほぐしてあげていますか?

恐らく寝っ転がって休んでしまうのが現状かと思います。
もちろん体を休めることは非常に大切です。

 

前かがみで作業

肩の後ろ側にある背中の筋肉と、肩甲骨を支えている筋肉は、頭や腕の重さを支えるのに力が入ります。
腕も上げ続けなければならないので、肩から胸についている筋肉も自然と力が入ります。

姿勢(体制)を維持するために、力を入れて固く筋肉は縮こまって短くなっているか、筋力が弱くなっているんですね。

 

丸まっている背中側の筋肉は?

猫背の場合、肩の前側の胸の筋肉は縮んで固くなっていきますので、身体前面の筋肉が短くなります。

肩の後ろ側の筋肉は引っ張られて固くなりますので、筋力が落ちていきます

こうなりますと、前に引かれていき背中も丸まっていきます。
固く短くなった筋肉は、正常の長さに戻してあげて、弱くなった筋肉は鍛え直さなければいけません。

 

誰でも簡単にできる猫背解消法

この方法はどこでも簡単に出来ますので、特に座っていることが多い方はこまめに行って下さい。

①立った状態で両手を軽く横に広げて、手のひらを前に向けて開きます。

②腕全体を外側にネジって行きます(掌が外に向いていきます)内側にねじれば猫背になりますので、外側にねじります。

③肩甲骨が背骨に向かって寄っていくところまで、痛くても行って下さい(3秒キープしましょう)

④力を抜いてください。これを繰り返し10回行います。

こうする事で肩の前側の筋肉は伸びていき、後ろ側の筋肉は筋力が上がっていきますので猫背が治っていきます。

 

簡単に肩周りの血流の良さを実感できる

私は手をひねらずに肩甲骨を意識して寄せる動きをしてきました。
また運動指導する際には肘を水平に上げたり、手を後ろに組んだりして行ってもらいました。

しかしこの方法は、腕全体をひねるだけで肩甲骨も全体が動きますし、背骨のねじれも取れていきます。

肩甲骨を背骨に向かって寄せることで肩の筋肉が少し痛く感じます。
これは筋肉が弱っているためで、少し痛い所まで行う事で筋肉が鍛えられ、血液の流れを一気によくしてくれますので、そこまでは頑張りましょう!!

前かがみで一日の大半を過ごしていらっしゃる方は大変多いと思います。
休憩時間はもちろんのこと、ひと仕事終わった時などの隙間時間にできる簡単ストレッチですので、是非やって見て下さい。